ヘアドネーションの取組み

ヘアドネーションは、長い髪をカットして寄付することで、がんや脱毛症などで髪を失った人々にウィッグを提供するための活動です。
この取り組みは、気軽に参加できることから、近年注目を集めています。

ヘアドネーションによって、髪を失った人々が自信を取り戻し、生活の質を向上させることができます。
ウィッグを提供することで、がんや脱毛症に対する社会的な理解を深めることもできます。
また、ヘアドネーションは、自分自身の髪を寄付することで、誰かの人生に大きな影響を与えることができる活動です。

ヘアドネーションには、数多くの団体や施設が参加しており、それぞれの団体や施設で必要な髪の長さやカットの仕方、染めたりパーマをかけたりしていいかどうかなどに異なるルールがあります。
寄付する前に、寄付先のルールやガイドラインを確認することが大切です。
※SEA BRIDGEでは、Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック,JHD&C)NPO法人HEROの団体に加盟しています

ヘアドネーションへの参加方法

ヘアドネーションに参加する際は、自分自身の髪型やライフスタイルに合わせた長さやカットの方法を選択することができます。
一般的には、美容室でカットしてもらいますが、自分でカットすることもできます。
どの方法を選択するにしても、寄付する髪は、長さが31cm以上で、染めたりパーマをかけたりブリーチをしていない自然な髪の毛である場合もあります。

★補足(寄付する髪の条件について)
「30cm以上の長さ」「染めていない・パーマをかけていない自然な髪であること」といった条件は、寄付を受け付けている団体によって異なります。

SEA BRIDGEが加盟しているのは、以下の2つの団体です:

  • Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック/JHD&C)
    カラーやパーマをしている髪でも寄付可能ですが、「軽く引っ張っただけで切れてしまうような極端なダメージ毛はNG」とされています。
    髪のダメージが著しい場合も対象外になる可能性があります。
  • NPO法人HERO
    JHD&Cと同様に、カラーやパーマの可否などについては詳細な条件が設定されていますが、基本的にはJHD&Cの基準に準ずる運用がなされています。

一方で、つな髪(SEA BRIDGEは加盟していません)のように、より厳しい条件を設けている団体もあります。

たとえば:
白髪染め、ブリーチ、黒染め、縮毛矯正、くせ毛、パーマなど、薬剤処理や形状加工された髪は受け付け不可
これらの制約は、ウィッグとして使用する際の品質・強度・衛生面などを考慮して設定されています。

寄付をお考えの方は、寄付先団体の公式サイトで最新の条件を必ずご確認の上、ご自身の髪の状態に応じた準備をお願いいたします。

★つな髪の受け入れ条件ページ(参考):
https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/14664921933134

ヘアドネーションは、一度きりの取り組みと思われがちですが、長い髪を保つことができる人は、定期的に寄付することで、多くの人々の支えになることができます。
また、ヘアドネーションに参加することで、社会貢献活動に参加することができ、自分自身がより良い人間になることができます。

ヘアドネーションは、簡単かつ意義のある活動です。
万人にとって実践できるわけではありませんが、自分自身のライフスタイルや考え方に合わせて、少しでも参加できる方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

また、ヘアドネーション用の髪をカットした後は、新しくスタイルを作り上げるために、SEA BRIDGEではお客様としっかりとしたカウンセリングを行なっています。